翻訳)公爵夫人の50のお茶レシピ・52話のネタバレと感想

この記事はLee Jiha原作、Ant Studio作画の「公爵夫人の50のお茶レシピ」のネタバレを行っています。
もともとは韓国のマンガサイトで公開されていて、Google翻訳さんの力で私的な解釈を加えてます。
そのためピッコマ連載と違うところもあると思います。(特に人名…)
大まかな流れを把握するくらいの広いお心でご覧ください。

日本語版「公爵夫人の50のお茶レシピ」はピッコマで独占配信中で、1日1話無料で読むことができます

ピッコマの「公爵夫人の50のお茶レシピ」の最新話は毎週木曜日に更新されています。

(2023.5.11追記)現在単行本が4巻まで発売されています!

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公爵夫人の50のお茶レシピ 前回のあらすじ

皇子とエリナがトリプルスイートにやってきました。
まだ誰も飲んでない新商品を飲んでみたい!という皇子にクロエが振舞ったのはアールグレイティーでした。

 

これまでのネタバレ一覧は下記をご覧ください

公爵夫人の50のお茶レシピ 登場人物紹介

クロエ
公爵夫人 クロエ
お茶が大好き!
色んな人にお茶を好きになってもらいたい!!
アーサー皇子
皇子
クロエに以前アールグレイを振舞ってもらった。
今日の彼女はエリナ
エリナ
執事 キエル
皇子の彼女のうちの一人。
場を壊さないように、微笑みを忘れない。

公爵夫人の50のお茶レシピ 52話ネタバレ

クロエ
これは、何も加えていない純粋なアールグレイです。
強いベルガモットの香りがするでしょう。
アーサー皇子
この香りは、確かに強い。
でも味は悪くない。
クロエ
皇子がアールグレイ好きなのはわかってるけど…

クロエはエリナをチラリと見ます。

クロエ
エリナさん。
アールグレイは好きじゃなかったですか?
エリナ
あ…!
いえ、好きです。
香りが本当にいいですね。

エリナは焦ったように取り繕い、笑顔を作ります。
しかし、エリナはティーカップに口をつける振りはしますが
飲んではいないようです。

クロエ
大丈夫ですよ。
アールグレイは本当に独特のきつい香りがしまから、万人受けはしないのです。
私も最初は、アールグレイをなかなか飲めませんでしたから
エリナ
まぁ、本当?
公爵夫人でさえも?
クロエ
ええ。
どんなお茶を好むかは自由です。
人それぞれですから。
エリナ
公爵夫人もそうだったなんて思いませんでした。

エリナはクロエの言葉にほっとしたようです。

クロエ
もちろん提供する側としては、私が淹れた紅茶に喜んでほしいけど。
エリナにアールグレイを楽しんでもらうにはどうすればいいかしら。

アールグレイ風味のミルクジャムやクッキーもありますが、
それでアールグレイティーの香りも好きになれるわけではありません。

クロエ
アールグレイらしさが損なわれずに、美味しく飲めるようにするには…
あ、そうだ!

クロエはあることを思いつき、別のアールグレイを持ってくると二人に言って席を立ちます。

公爵夫人の50のお茶レシピ

クロエが持ってきたのはアイスクリームでした。

アーサー皇子
別のアールグレイを持ってくるって言ったのに、
これはアイスクリームじゃないか?
エリナ
あ!わかりました!
これはアールグレイのアイスクリームですね?
クロエ
いえ、これはバニラアイスクリームです。

アールグレイとバニラアイスのつながりがわからず、疑問に思う皇子とエリナ。

クロエ
ではお見せしますね。

クロエはニッコリと笑います。

クロエは使用人に指示をし、アイスクリームに熱々のアールグレイの紅茶を注がせました。

クロエ
アールグレイアフォガードって聞いたことがありますか?

アフォガードは、バニラアイスにエスプレッソを入れます。
アールグレイアフォガードは、濃いめのアールグレイをバニラアイスに注いだものです。

クロエ
アイスクリームの冷たさと甘さがアールグレイの香りと絶妙に合うんですよ。
さ、お召し上がりください。

アーサーはわくわくしながら一口食べます。

アーサー皇子
本当に口当たりが良くて、甘い、そして香りがいい!
これならみんな好きだよ!

エリナも恐る恐るスプーンを口に運びます。

エリナ
本当においしい!
アールグレイのミルクジャムみたい。
こんなにまろやかになるなんて!!

エリナがアールグレイを気に入ってくれて、クロエも大喜びです。

公爵夫人の50のお茶レシピ

クロエは屋敷のティールームで、新商品をどうするか考えていました。

皇子とエリナは、アールグレイに満足し、購入しました。
このことから、アールグレイのポテンシャルは証明済みです。

問題は、エリナのように最初はとっつきにくいお茶であることです。
しかし、お菓子作りにも使えるなどの需要もあり、
アールグレイも十分に市場価値はあるとクロエは判断しました。

そこでクロエは、アールグレイと
万人受けしそうなフレーバーティーの2つをリリースすることにしました。

クロエ
それなら、皆が好きなフルーツの香りを選ぼう。
イチゴがいいかしら?

クロエは、屋敷の倉庫からイチゴのフレーバーティーを探して試してみます。

クロエ
やっぱり美味しいわ。無難に人気を集めそうね。
でも、イチゴの香りと味は飲みやすいけど、
普通過ぎて興味を惹かないかも…。

イチゴのフレーバーティーを眺めながら、そう考えるクロエ。

クロエ
新しい香りのお茶を作りたい。
自分の店で、オリジナルのブレンド茶を売ることができたら。
よぉし!
万人受けする独特のフレーバーティーを作ってみよう!
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公爵夫人の50のお茶レシピ 管理人感想

エリナがとっても素敵です。
皇子がアールグレイ好きで、クロエがお茶好きなのも知ってるから、
飲む振りをして場を壊さないようにするのが、とてもいじらしい…!

クロエも「一口飲んでみたらおいしいよ!」と押し付けるのではなくて
「気にしなくていいよ。口に合わないものもあるし」と言えるのもオタクの鑑ですね。

それでも、好きになってもらえる方法はないかと試行錯誤するのもすごいです。
そして、とうとう「お茶を開発する」領域にたどり着いてしまいました…。

どんなお茶ができるでしょうか?