翻訳)公爵夫人の50のお茶レシピ・97話のネタバレと感想

この記事はLee Jiha原作、Ant Studio作画の「公爵夫人の50のお茶レシピ」のネタバレを行っています。
もともとは韓国のマンガサイトで公開されていて、Google翻訳さんの力で私的な解釈を加えてます。
そのためピッコマ連載と違うところもあると思います。(特に人名…)
大まかな流れを把握するくらいの広いお心でご覧ください。

日本語版「公爵夫人の50のお茶レシピ」はピッコマで独占配信中で、1日1話無料で読むことができます

ピッコマの「公爵夫人の50のお茶レシピ」の最新話は毎週木曜日に更新されています。

(2023.5.11追記)現在単行本が4巻まで発売されています!

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公爵夫人の50のお茶レシピ 前回のあらすじ

これまでのネタバレ一覧は下記をご覧ください

公爵夫人の50のお茶レシピ 登場人物紹介

クロエ
公爵夫人 クロエ
お茶の話をすると目がキラキラする
アーサー
公爵 アルフォンス
落ち着きがない皇子
皇帝
執事 キエル
息子のアホっぽさが密かに悩み

公爵夫人の50のお茶レシピ 97話ネタバレ

皇居にお茶の納品に来たクロエ。
皇帝とアーサー皇子にあいさつをします。

アーサー皇子
ようクロエ!しばらくだな。
喫茶ルームの開店以来か?
皇帝
アーサー!!
公爵夫人に向かって、そんな話し方をする奴があるか!
アーサー皇子
はいはい。
では公爵夫人、お手をどうぞ

アーサーは恭しく頭を下げてクロエの手をとり、手の甲にキスをします。

クロエ
一応、マナーを知ってるのよね。
使ってないだけで。
アーサー皇子
で、今日は何のお茶を持ってきたんだ?

もう話し方が元に戻ってしまい、クロエは呆れ、皇帝は頭を抱えています。

クロエ
今日は特別なものをお持ちしました。
プーアル茶です。

プーアル茶は微生物を使って酸化・発酵させて作られたお茶です。
そのため、独特の発酵した風味があります。

クロエ
このお茶には、デトックス効果や、アンチエイジング、ダイエットにも効果があるみたいですよ。

クロエは2種類のプーアル茶を持ってきていました。
ティーポットは、紫砂壺を用意しています。

クロエ
この紫砂壺も面白いんですよ。あとで説明しますね。
Bitly
アーサー皇子
あの土の塊みたいなのはなんだ?
クロエ
あれがプーアル茶の茶葉ですよ。
アーサー皇子
何だって!あれが茶葉なのか?
…これを飲むのか?

アーサーは不安そうです。

クロエは、茶葉を入れた急須にお湯を注ぎ、すぐにお湯を捨てます。

クロエ
通常こういうお茶は、最初のお湯は捨てて、2回目に淹れたお茶を飲みます。
こうして茶葉の汚れなどを取り除いて、茶葉本来の風味を引き出せるんです。

プーアル茶には生茶と熟茶があり、発酵方法が異なります。

茶葉の完全な熟成に30年以上かかるプ―アル茶を自然に発酵させたのが「生茶」

人工的に発酵させているのが「熟茶」です。

クロエはまず熟茶を淹れました。

見た目は苦い薬のようなお茶をアーサーはためらいながら飲みます。

アーサー皇子
なんだこれは!?
泥のような味がする!

思わず吐き出してしまうアーサー。

皇帝

騒ぎ立てるなアーサー。

アーサーを窘める皇帝ですが、一口飲んでそれ以上は飲みません。

クロエ
発酵させたことで、カビ臭く感じたり、土臭さが出るから…
初めてプーアル茶を飲むと違和感がありますよね

クロエは次のお茶を出します。

クロエ
今、お出したのはプーアル茶の6年目の生茶です。

訝しげだったアーサーですが、一口飲むとその豊潤さに驚きます。

皇帝
素晴らしい味だ
クロエ
ありがとうございます。
お茶を口に含み、舌でじっくりと味わうと甘さを感じますよ。
アーサー皇子
…本当だ。
甘みのあるお茶はたくさん飲んだが、こんなにはっきりとした甘みではなかった。
クロエ
これがプーアル茶の特徴的な甘さで魅力のひとつなんですよ。

プーアール茶の魅力を存分に語るクロエはキラキラしています。

アーサー皇子
どうしてお茶の話だけで、こんなに幸せそうにできるんだ?
クロエを見ているだけでこっちまで幸せな気分になるな。
皇帝
そういえば、公爵夫人はこのティーポットの話をするつもりだったのでは?
クロエ

あ、そうでした。

この紫砂壺も特別なんですよ。

アーサー皇子
こんなものが?

アーサーは片手で雑に紫砂壺を持ち上げて、うっかりと手を滑らせてしまいます。

アーサー皇子
やばい!
落ちる!!

おもわず、手を伸ばして何とかキャッチするアーサー。

クロエ
まぁ、よかった。
これは、本当に貴重なものだから。
アーサー皇子
そうなのか?
どのくらいのものなんだ?

クロエは、アーサーにこっそりと金額を耳打ちします。

かなりの金額だったのか、固まるアーサー。

皇帝
頼むから、少しの間じっとしていろ。

アーサーの振る舞いにため息をつく皇帝でした。

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公爵夫人の50のお茶レシピ 管理人感想

アーサーの皇子らしくないふるまいに、パパはちょっと頭を抱えてますね。

お茶のことを話すときはキラキラするクロエ。

そんなクロエを見て嬉しくなるアーサーは、自覚がないとはいえ完全にクロエを愛してしまってます。

もちろんクロエにはそんな気が1ミリもありませんが。