翻訳)公爵夫人の50のお茶レシピ・37話のネタバレと感想

この記事はLee Jiha原作、Ant Studio作画の「公爵夫人の50のお茶レシピ」のネタバレを行っています。
もともとは韓国のマンガサイトで公開されていて、Google翻訳さんの力で私的な解釈を加えてます。
そのためピッコマ連載と違うところもあると思います。(特に人名…)
大まかな流れを把握するくらいの広いお心でご覧ください。

日本語版「公爵夫人の50のお茶レシピ」はピッコマで独占配信中で、1日1話無料で読むことができます

ピッコマの「公爵夫人の50のお茶レシピ」の最新話は毎週木曜日に更新されています。

(2023.5.11追記)現在単行本が4巻まで発売されています!

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前回のあらすじ

クロエの誕生日パーティーで、コリン夫人の策略によりアルフォンスの元彼女と同じ格好をさせられたクロエ。
しかしポートナム夫人の機転で、直前にドレスを変更し上手く乗り切ります。
コリン夫人はクロエに気づかれたことを悟り、会場から脱走します。

これまでのネタバレ一覧は下記をご覧ください

公爵夫人の50のお茶レシピ 登場人物紹介

クロエ
公爵夫人 クロエ
コリン夫人に虐められてきた。
パーティーで大失態寸前だった。
コリン夫人の仕業であることも気づいている
アルフォンス
公爵 アルフォンス
動じることがほぼない。

感情表現が苦手。

コリン夫人
コリン夫人

今までの悪行がばれ、全力で脱走中

公爵夫人の50のお茶レシピ 37話ネタバレ

誕生日パーティーはつづがなく始まりました。

執事のキエルは、アルフォンスへコリン夫人を捕まえたことを報告します。

アルフォンス
部屋に閉じ込めておけ
私が行くまで、あのネズミを私の前に見せるな
コリン夫人
離して!
逃げたりなんかしないから!

しかし部屋の中に閉じ込められます。

コリン夫人
ドアを開けて!
ここから出して!!
嫌だ!
ドアを開けて!開けて!!

ドアを叩き続けます。

クロエ
しくじった。
これからどうなるの?
私の人生はこんな恐ろしい終わり方をするの?

夜が更けます。
コリン夫人は疲れ果て座っています。

そこにアルフォンスがコリン夫人の元へやってきました。

コリン夫人
御主人様!御主人様!
許されない過ちを犯しました。
どうかお許しください。
この愚かな下僕が、ご立派な奥様にあのような失礼なことをするべきではありませんでした。
どうか、この愚か者をお許しください!

コリン夫人はアルフォンスの足にすがりつきます。
しかし、警備に止められ引き剥がされてしまいます。

コリン夫人
お許しいただけるんでしょう?
慈悲深い奥様は間違いなく私を許してくれるはずです

コリン夫人は震えながらアルフォンスに訴えます。

アルフォンス
妻は、お前への処遇を全て私に任せてある

その言葉を聞き、コリン夫人は絶望するのでした。

クロエは以前の氷の池事件の犯人がコリン夫人なのかどうか、使用人たちに裏をとっていました。

クロエ
コリン夫人は悪意を持ってあの池に私を行かせた。
もしあのとき騎士団のみんなに合わなかったらどうなっていたことか。
明らかに許されない一線を超えたのよ。
これまでクロエにしてきた悪行の代償を払わせるわ。

アルフォンスは300回のむち打ちの刑にしました。
その後、宮廷の裁判にかけることになったのです。

貴族への侮辱罪と殺人未遂の罪で、コリン夫人は絞首刑が下されました。
コリン夫人の悪行は、命をもって代価を払うことになったのです。

その後、コリン夫人の処遇を聞いた使用人たちは、クロエのところにやってきて許しを乞いました。
これまで過去に行った全てに対して、赦しを懇願し、進んで罰を受け入れました。

執事長やメイド頭は、使用人に関する監督権や全ての予算管理権をクロエに戻しました。

公爵夫人の50のお茶レシピ

クロエ
はぁ、たくさんのことがあったわ。
いろんなことでかなりの労力を必要としたわ。
今はゆっくりしたい。
アルフォンス
たくさんのことがあって疲れたでしょう。
息抜きに外出しませんか。
あなたが好きそうなお芝居をやってるのです。
チケットも取ってあります。
クロエ
本当に私のことを考えて準備してくれたのね。
実は思いやりがある人だわ。

公爵夫人の50のお茶レシピ

二人は劇場にやってきました。

ステージが近い個室席のため、クロエは感激してはしゃいでいます。
そんなクロエをアルフォンスは微笑ましく見ています。

アルフォンス
4時間死んだように座っておかなければ

実は、アルフォンスはお芝居に全く興味がありませんでした(笑)

お芝居が始まり、クロエはとても楽しそうに観劇しています。
楽しい場面では笑って、悲しい場面では泣いて、クロエの表情はコロコロ変わります。

アルフォンス
そんな表情をコロコロ変えられるとは、これも才能なのか?

幕間となり、クロエはとても満足そうです。

アルフォンス
楽しんでいますか?

アルフォンスは死んだように虚ろな目で座っていて、クロエはびっくりします。
どうやら心を無にして我慢して座っていたようです。

クロエ
実はお芝居が好きじゃなかったのね。

クロエはアルフォンスの手に自分の手を重ねます。

クロエ
境遇など全く違う人と私の気持ちが一体になるのが楽しいのです。
芸術は気持ちを表現する手段だと思います。
一度だけ、私のために劇を見ることに集中してみませんか?
アルフォンス
感情を表現する方法か。
芸術の教養として身に着けた中には、そんな解釈はなかった。
もしかしたら、妻が言ったように芝居に集中してみれば・・・

劇が再開します。

アルフォンス
あー、やっぱりだめだ。

集中しても、アルフォンスはやはり理解できなかったようです(笑)

お芝居は恋人同士の悲しい場面になっています。
女性を傷つけたくなくて、身代わりになると男性が言っています。
劇場中にすすり泣きが聞こえます。

アルフォンス
なぜ泣く必要があるんだ。
どうして自分より誰かを一番にすることができるんだ。
なんて不合理だ。

そして愛し合う恋人達のキスシーンが入ります。

アルフォンス
ほう、これは面白い。

クロエをチラリと見ると、クロエも恥ずかしそうにアルフォンスを盗み見ていました。

クロエの視線に気づいたアルフォンスは、微笑みクロエの腰を抱きキスをします。

クロエ
ア、ア、アルフォンス!
何をするんですか!

クロエは思わずアルフォンスの胸を押し返します。

アルフォンス
誰も見ていませんよ。
こういったことができるのも、個室の目的ではありませんか?
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公爵夫人の50のお茶レシピ 管理人感想

コリン夫人、いつか罰せられるとは思いましたが、まさかの絞首刑…。
スカッとする仕返しがいいなぁと思っていたのですが、これはちょっと重い…。

コリン夫人は、クロエの顔が醜く腫れあがればいいとは思っていましたが、命を取ろうとまでは思っていませんでした。
命を落としてしまったらコリン夫人が優越感を感じることができませんから。
あくまで、クロエがいる状態で自分が勝っているのが良かったのです。
クロエがいなくなると、また下層扱いされてしまうかもしれませんし。

なので、殺人未遂かと言われると微妙な気もしますが、貴族相手に使用人が楯突くというのは、それほど罪が深いのでしょう。

コリン夫人が許されてクロエと仲良く…なんて展開にはまずならないとは思っていました。
が、何とも後味が悪いなぁと感じてしまいます。

クロエもコリン夫人の命を持ってしてでも償ってほしかったのか。
そういう世界観と言われればそれまでなんですけどねー。

その後のクロエとアルフォンスのイチャイチャタイムとの落差がまた…。
せめて話を分けてほしかったです。
そんな切り替えられないよー。

とはいえ、アルフォンスは段々と口角が少しではありますが上がるようになりました。
劇に興味ないのにキスシーンだけはしっかり見るなんて、遅れてやってきた思春期か!