英語サイトを管理人の拙い英語力とGoogle翻訳さんの力で翻訳し行っています。
そのため違うところもあると思います。
大まかな流れを把握するくらいの広いお心でご覧ください。
前回のあらすじ
厨房の予算やりくりテスト最終日。
注文書を偽造され、夕食に利用できない食材が届き驚くクロエ。
注文先のバークレー食料品店にかけあうも、返品は拒否されてしまう。
これまでのネタバレ一覧は下記をご覧ください
公爵夫人の50のお茶レシピ 登場人物紹介
イジメから脱却して平和を満喫したい。
まずは予算管理権復活を狙う。
注文書通りに頑張って珍しい品を揃えたのに返品を要求される不憫な人。
なんとか頑張って追い返した。
予算管理権を握る執事
23話ネタバレ
どうしたらいいかしら。
諦めたら予算管理はもうできなくなってしまう。
厨房のメイド達も夕食準備に困ってしまうわ。
帰ろうとしたとき、バークレー食料品店でゴーダチーズの在庫を大量に抱えていることを知ります。
セントソフィア祭りでチーズがたくさん売れると踏み大量に仕入れたのですが、バターの価格が下がり、庶民はチーズではなくバターを買うようになってしまったのです。
そのため、バークレー食料品店では、倉庫にチーズが溢れかえっていると従業員が話していました。
それを聞いたクロエは、もう一度バークレー食料品店に戻り、バークレー氏と話しをします。
バークレー氏は、チーズが無駄になる前に安く売りきってしまおうと考えてました。
では…、チーズをすべて希望価格で売る方法があると言ったらどうですか??
アイディア料として、純利益の10%をいただきます。
まず手付金として、倉庫1棟分のチーズが売れた場合の10%を先に支払ってください。
バークレー氏はチーズを見切り品として処分するより、クロエのアイディアに賭けてみることにしました。
クロエのアイディアは、チーズの塊の中に金貨をいくつかランダムに入れて、それを小分けにして売るという方法でした。
金貨入りチーズを販売するポスターを作って、大々的に宣伝をするよう伝えます。
実は楓がいた世界で有名な紅茶王、トーマスリプトンがとった作戦を借りただけでしたが、
この世界では斬新な販売方法でした。
これで、みんなチーズをうちで買っていくぞ
では奥様、前金をお支払いしましょう。
こうしてクロエは多額の前金を手に入れることができました。
この前金で、夕食用の材料を揃えて屋敷へ戻ります。
この家のためにいつもよく働いてくれている厨房のメイド達へちょっとしたプレゼントを用意したわ。
特別手当を出すから、すきなことに使ってね。
感激する厨房のメイド達。
クロエに恨みを持っていたジャクリンも「奥様は変わった」と感動しています。
ありがとうございました。
過去の世界でもこんな気持ちになることはなかった。
私はまだ他のメイド達には笑い者にされてるかもしれないけど、
少なくとも厨房のメイド達はそんなことない…
胸いっぱいになり、メイド達へ微笑むクロエでした。
場所は変わって執事室。
あなたはこの予算でやりくりしただけでなく、厨房のメイド達に特別手当までお出しになった。
本当に聡明な奥様です。
こんなにも優秀だと今まで知らずにいたことをお許しください。
そしてクロエに予算管理権が戻ってきました。
予算管理権を取り戻したことで、クロエは権威をある程度手に入れることになり
クロエが望む「普通の侯爵夫人」へ一歩前進したのでした。
その後、バークレー食料品店のチーズはよく売れているそうです。
チーズ入り金貨の販売は大きな話題になり、この結果に満足したバークレー氏はクロエに感謝状と一緒にたくさんの贈り物をしました。
そして、残りの報酬も支払われ、クロエが自由にできるお金を手に入れることができたのです。
公爵夫人の50のお茶レシピ 管理人感想
第3巻が発売されます!
表紙はラッブラブなお二人♪
単行本の詳細は、下記の記事を参考にしてくださいね。
クロエ、恐ろしい子…!
アイディア料で10%要求し、かつ前金までももぎ取るとは!!
チーズの中に金貨って、衛生上どうなん…?と思いましたが、実際リプトンが広告を出したときも、やはり安全上と衛生上の問題でストップがかかったそうです。
小さい子とか飲み込むと危ないもんね~。
でも、広告の効果は絶大で、リプトンは一気に有名になったそうです。
さて、とにもかくにも公爵夫人として大事な一歩を踏み出したクロエ。
注文書を偽造した犯人はやっぱりコリン夫人?